食べ頃が増えてきました

まだまだ色があまい?と思うような着色だけど、この品種はこんな感じの方が実は楽しめたりして好きかな

完全に赤く着色すると糖度は20〜25度程度と極甘で蜂蜜のような甘味があるのでいいけど、糖度が18度に到達するかしないかの段階のこの青さが残るところで食べると青リンゴのような風味のする味わいで収穫のタイミングによって違う味なんですよ。
個人的にはこの青さが残る方をお勧めしているのでもうちょっと赤く色づいたところで収穫してセットに入れています

ま、私の目指す方向性が激甘なものではないのでね。スッゴク甘い葡萄を食べたければ、ウチ以外の農家探せば良いことだし。それに、そういう方向性の農家はごまんといるしね。だったら、違う方向性で差別化しないとってことで、甘さの質が違うものに辿り着いたってわけです。濃縮した甘さにしたければ、粒を小さく作れば簡単に着色して甘くなる。ただ、これだとコクは出にくい。つうかただ甘いだけになりがち。コクを出すにはもうちょい大きくって感じ。更にコクと甘さのバランスを考えると葉面積や施肥、草刈りのタイミングとかも関わってくる。
色々と研究は尽きないですね。
本職のホームページはここ。
収穫し始めると土の状態や葉の状態が見えてきて楽しい。
