タブー?!に踏み込む

なるちゃん

2018年07月10日 12:12


久しぶりの更新でログインしたら108日ぶりだって。
あらら・・・

そんな久しぶりの更新にふさわしくないかもしれない内容?!というより綺麗事っていうのはあくまで綺麗事ですよということを農民視点で。

ちょっと前にFacebookにもアップしましたが、農家がよく言う作物と対話とか今年はいつになく良い!というのは疑問を持って聞いて下さい。

というのも対話っていうけど、葡萄に関しては対話なんて普通の人間には出来ません!過去には私も必要なことは葡萄が教えてくれるとか葡萄に語りかけてとか言っていましたが、はっきり言うと綺麗事です。感情のない葡萄の気持ちは分かりません。テレパシーとかそういった特殊能力持っている方でしたら出来るでしょうが。
あと、今年は非常に良い!ここまで順調でこのままいけば良いものが出来るでしょう!あくまでも「このまま」という点に注目して下さい。農家の言う理想の天候のことです。本当の意味で良いものって言うのは出来上がらないと分かりません。葡萄なんて袋を外してようやくです。何年か前に今年のパープルは非常に良い!っていうのがありましたが収穫時期に袋を外したら・・・全て裂果でゴミということがありました。
所詮そんなもんです。

これ書いて良いか迷いますが、よくいう何もしなくて良いものが出来た!良いものっていうのは適切な時期に適切な処置を施してこそ良いものであって何もしないというのは「ただの手抜き」だと思います。手が入れば更に良いものが出来るのにそれをしなかったというのは怠慢でしかないのかなと。あくまでも私感です。

適切な時期って本当に難しくて、葡萄を例に出しても語りかかけるわけではないので分かりません。あくまでも経験と勘ですね。勘って結構大事だと思うんですよ。嫌な予感とかそう言うのです。それが働くのは経験というものがあってこそだとも思いますが凄い人は勘で出来ちゃったりしますからね。

私は勘って経験や知識に裏打ちされたもので生きてくると思っているので、葡萄栽培に関してはそういうものを大事にしています。

こんな毒はいていますが今は作業の真っ最中で大詰め段階です。これを乗り切って良いものを作りたいです。実はこれを乗り切ってからちょっとしたことが良いものに繋がるんですよ。
本職のホームページはここ。

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